特集 看護管理者に求められる役割・能力―実力をつけるために必要なこと
国立保健医療科学院・病院管理研修「看護部長コース」
―研修担当者に聞く―「看護部長コース」のねらいと実際
石川 雅彦
1,2
1国立保健医療科学院政策科学部安全科学室
2国立保健医療科学院・病院管理研修看護部長コース
pp.284-288
発行日 2006年4月10日
Published Date 2006/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100053
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研修をとおして絆をつくる
――まず,国立保健医療科学院の病院管理研修「看護部長コース」の目的と内容からお聞かせください。
もともとは看護管理者になって日の浅い人と,ベテランが一緒になって,一定のレベルの知識と技術を身につけてもらおうという,看護管理の標準化が目的でした。それが最近になって,看護部長が単に看護部門だけの代表者ではなく,副院長職,病院管理の一端を担う役職につくようになり,そちらのほうに重点をおいた研修をやっていかなければいけないということになりました。
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