院内管理のレベル・アップ 購買・倉庫
購買・倉庫管理のポイント・5
購買担当者の教育
緒方 廣市
1
1武蔵野赤十字病院,用度課
pp.54-55
発行日 1977年5月1日
Published Date 1977/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541206229
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今日,低成長下の時代に入り,病院はもとより各一般企業においても,購買部門の重要性が再度認識されていることは周知の通りである.
特に病院においては,周囲の状況から診療報酬の改定が,期待するほどの幅で行われることは難しく相も変わらず苦しい立場が続くことは避けられない.しかも医療に要する機械,器具,消耗品は高度成長時代,低成長時代のいかんを問わず,また景気,不景気に関係なくもっぱら医療の継続と進歩に応じて購入を続けざるをえない.このような情勢の中で,病院の購買部門は良い物をいかに安価に買入れ,かつ効率的に使用して病院の経営に寄与していくか,十分にその使命感を持ち対処していかなければならない。それにはまず購買担当者の教育が必須である.当院では,どの点にポイントを置き日常業務に生かし,また生かそうとしているか参考までに述べてみたい.
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