Japanese
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焦点 文化人類学的研究方法
研究
異文化での生活の変化に直面して:日本で出産したアメリカ人女性たちの症例
Facing Life Transitions in an Alien Culture: The Case of American Women Giving Birth in Japan
Nancy Sharts Engel
1
,
古庄 しおり
2
,
岡谷 恵子
3
1Villanova大学看護学部
2医療法人社団碧水会長谷川病院
3聖路加看護大学大学院博士課程
pp.209-215
発行日 1990年4月15日
Published Date 1990/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681900249
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まず,この研究の機会を与えてくださったDr. Alan K. Engelに感謝したい。そしてデータの分析と対象の確保を助けてくれたJulie Pearse,Jean Umezu,Anke BuhrfeindtとJudy Blauchに感謝し,データの解釈を指導してくださったDr. Carolyn Oiler,Dr. Mary Jo Regan-KubinskiおよびDr. Sandra Johansonに,またこの研究を支援してくれたVillanova大学の皆さんに感謝の意を表します。
1984年から1986年まで,私は,東京における教会の海外派遣員として働いていた。私の息子は1985年に東京で生まれたが,私はこの経験をきっかけに,本研究への関心をもち始めた。さらに私は,東京の看護大学で母子看護を教える機会をもち,教会の精神保健機関を通して外国人女性への,一般のカウンセリングと出産に関連したカウンセリングを提供していた。また日本のヘルスケア提供者や厚生省にインタビューをしたり,いろいろな出産機関を訪問し,日本の外国人妻の東京支部で会合をもち,東京における外国人組織に対して,出産教育を行なう4人のケア提供者と討論もした。私は,新しく母親となる人のための新しい日本の雑誌の創刊に関して,ある出版社にコンサルタントをした。
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