連載 看護実践モデルの構築・評価・改善—その方法とプロセス・1【新連載】
看護実践モデルがなぜ重要なのか/看護実践モデルの構築・評価・改善のステップ
坂下 玲子
1,2
,
松尾 和枝
3
1兵庫県立大学
2兵庫県立大学看護学部
3九州大学大学院医学研究院保健学部門
pp.350-361
発行日 2023年8月15日
Published Date 2023/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681202117
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連載でめざすもの
今号から,「看護実践モデルの構築・評価・改善」と題して連載を始めさせていただくこととなった。この連載のねらいは,2つある。1つ目は,実践の改善に直接寄与する知を構築し,PDCAサイクルを回す研究のあり方を提示することである。それを通して,医学と異なる看護学独自の知について模索してみたい。2つ目は,この連載で紹介する実践モデルを臨床の場で,または研究および教育の場で活用していただくことである。あなたの臨床または研究で試していただき,ぜひそのフィードバックをいただきたい。フィードバックは紙面上で紹介していけたらと考えている。
看護ケアの質改善は,終わりがない旅である。だからこそワクワクする旅でもある。一緒に看護の多様性,専門性,美しさを味わいながら,人々のWell-beingの実現をめざしていけたらと願う。
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