特集 “活動”水準を高める理学療法士の専門性
理学療法モデルの構築と臨床実践
内山 靖
1
Uchiyama Yasushi
1
1群馬大学
pp.455-458
発行日 2003年6月1日
Published Date 2003/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551100825
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効果的な理学療法を実践するためには,適切かつ明確な目標を設定し,それに見合う重層的な介入を構築・立案するとともに,具体的な手段によって実行する必要がある.この3つの段階のうち,いずれかひとつが不十分であっても総体としての働きかけは成功しない.
近年のリハビリテーション医療および理学療法では,介入を実践する際に“活動性”を機軸とすることが強調されている.本特集では,そのなかでも特に「活動水準」を高めるために,理学療法士が種々の立場・視点でどのような専門性を発揮できるのかを整理しようとしたものである.
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