連載 インターネットと英語ライティングマニュアルを活用した 英語アカデミックライティングのスキルアップ・1【新連載】
翻訳ソフトを用いた逆翻訳で英文をbrush upする方法
江藤 裕之
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1東北大学大学院国際文化研究科
pp.404-409
発行日 2022年8月15日
Published Date 2022/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681202014
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本誌『看護研究』は,その名の通り看護研究者を対象とする学術誌ですが,毎号,科学研究の理論や方法に関するさまざまな視点からの特集が組まれており,看護学という学問の裾野の広さを実感させられます。最近では「看護研究に活かす英論文をどう抄読し,何を学ぶか」「英語論文執筆のTips」など,英語で研究を進める上での有益な技術や情報に関する連載もあり,国際補助語としての英語に対する本誌読者の関心の深さも,あらためて感じているところです。
私は看護研究者ではありませんが,Publication Manual of the American Psychological Association(American Psychological Association, 2020,以下「APAマニュアル」)の改訂新版(第7版)の翻訳,そして訳本の出版作業から見えてきたAPAマニュアルの改訂のポイントについて,目下,共訳者の前田樹海先生(東京有明医療大学)と連載中です。加えて本号より,英語アカデミックライティングのスキルアップをテーマに,新たな連載を開始することになりました。APAマニュアルなどの英語論文執筆の教本に記載されている,よりよい英語をめざした文法・文体の知識,インターネットを活用した英語独習法など,英語のライティング力(アウトプット力)をさらに伸ばす方法と情報をお伝えできればと考えています。
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