特集 COVID-19は研究にどのような影響をもたらしているか
扉
西村 ユミ
1
,
『看護研究』編集室
1東京都立大学大学院人間健康科学研究科
pp.351
発行日 2020年8月15日
Published Date 2020/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681201789
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COVID-19(新型コロナウイルス感染症)は,突如として世界の様相を一変させました。その深刻な影響はいまなお深く,従来の価値観や秩序を大きく揺さぶり続けながら,今後の世界の見通しをきわめて不透明なものにしています。
COVID-19の発生以来,瞬く間に時間が経過して現在を迎えていますが,この間,研究の世界では何が起こっていたのでしょうか。そして研究者はこの未曽有の事態をどのように受け止め,考え,動いてきたのでしょうか。研究活動はもちろんのこと,教育活動,また研究の内容や方法,そして地域性など,COVID-19による影響はさまざまな側面に及んでいることが想像されます。そこで本特集では,西村ユミ先生(東京都立大学大学院人間健康科学研究科教授)のご協力を仰ぎ,看護研究者を中心にさまざまな研究者の方々の寄稿を通じて,COVID-19が研究に与えた影響と対応の実際について広く共有できればと思います。これからを考えるための一助となれば幸いです。
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