特集 事例研究をどううみだすか─事例がもたらす知の可能性
看護領域から
看護実践に資する知はどのような事例研究で生成できるか,事例研究の知はどのように活用できるか
山本 則子
1
,
吉田 滋子
1
,
山花 令子
1
,
齋藤 凡
2
,
柄澤 清美
3
,
榊原 哲也
4
1東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻高齢者在宅長期ケア看護学/緩和ケア看護学
2東京大学医学部附属病院
3新潟青陵大学看護学部看護学科
4東京大学大学院人文社会系研究科哲学研究室
キーワード:
事例研究
,
現象学
,
実践
,
ケア
,
間主観性
Keyword:
事例研究
,
現象学
,
実践
,
ケア
,
間主観性
pp.439-446
発行日 2017年8月15日
Published Date 2017/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681201415
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はじめに
本稿では,私たちがここ数年試みている「日本の現場発看護学の構築を目指した事例研究方法の開発」について紹介しつつ,なぜこのような事例研究の知が看護実践に資すると私たちが考えるのか,この事例研究から知をどのように生成し活用できるのかについて,考えを述べたい。
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