連載 理論構築を学ぶ─看護現象から知を生むために・2
看護理論構築の歴史から考える
小巻 京子
1
,
小野 博史
1
,
(コラム)坂下 玲子
1,2,3
1兵庫県立大学看護学部
2兵庫県立大学大学院看護学研究科
3兵庫県立大学看護学部臨床研究支援センター
pp.176-183
発行日 2017年4月15日
Published Date 2017/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681201366
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はじめに
第1回は,「看護が求める知や理論とは何か」ということをテーマに,看護の理論構築の概要が示された。ところで読者の皆様は,看護に理論が必要な理由について考えたことはあるだろうか。看護理論は必然性があって生まれてきたものであるが,先人がたどった歴史を知ることなしに,その答えにたどりつくことは難しいであろう。そこで第2回は,看護領域の発展とともに,理論がどのように求められ,構築され,活用されてきたのかについて考える。
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