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焦点 実践理論のその後の展開
海外文献・3
看護モデル
Models for Nursing
Helen A. Bush
1
,
田丸 雅美
2
,
内海 滉
3
1Texas女子大学看護学部
2千葉大学大学院看護学研究科
3千葉大学看護学部附属看護実践研究指導センター
pp.276-281
発行日 1985年4月15日
Published Date 1985/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200834
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近年,看護の科学者は,他の科学に関与している人々と同様,看護の領域における知識が整理され,そして体系化されなければならないと主張している。一般に体系化された科学は,ある事実とそれを取り巻いているあらゆる要因を考察することによって,過失の隠れた危険性を発見する点でめざましい役割を果たしている。特に,誤った結論を防止することに貢献している。「モデル」を使用することは,事実を観察し,整理し,明確にし,そして分析するための1つのシステムとして採択されている。
モデルをつくるその過程は,それによってすでにある知識を整理したり,再整理したりする過程であり,あるいは既知の対象や事実の間の関係を概念化したり,理解したりする過程である。そしてそれによって,抽象的で観察されない現象を,具体化し,教え,観察することを可能にする価値のある手段である。
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