研究を志す人のために 座談会
臨床での研究を支える体制づくり
大田 すみ子
1
,
関根 公子
2
,
寺島 敏子
3
,
田島 香代子
4
,
飯田 澄美子
5
1北海道大学医学部附属病院
2日本医科大学附属病院
3諏訪赤十字病院
4神奈川県立こども医療センター
5聖路加看護大学
pp.226-239
発行日 1985年1月15日
Published Date 1985/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200830
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飯田 きょうはお忙しいところどうもありがとうございます。
「研究を志す人のために」という欄で,卒後教育の中での研究の位置づけということを少し考えていこう,ということになりまして,最初に,17巻1号で,卒後教育の6か月あるいは1年コースを卒業した人たちが,病院に帰ってどうなのか,というご意見をいただきました。それから2回目には,17巻2号で,今度は教える立場で問題点がどうなのか,どういうことを考えていかなきゃいけないのかを出していただいたのですが,今回は,いろいろな病院から,研究施設に送り出される立場,また迎えられる立場,そしてその中で研究の体制をつくっていかれる立場から,お話を総括的に伺ってみようということで,きょうお集まりいただいたわけです。
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