セミナー
臨床において看護研究の質を高めるには
Marcella Z. Davis
1,2,3
1San Diego State University
2University of San Diego大学病院看護研究部
3University of San Diego大学病院看護学部
pp.205-217
発行日 1984年7月15日
Published Date 1984/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200797
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私がこのたび日本に来ましたのは,世界中の人人が見たいと思っている桜の花を見るためもありましたが,私の同僚のカリフォルニア大学サンフランシスコ校の教師たちが,もし日本に行くんだったら,ぜひ日本の看護婦さんと交流しなさいと強く勧めてくれたからでもありました。
今日お話し申し上げるのは,急性期のケアをする大きな病院において,看護研究を発達させていくにはどうしたらよいか,ということと,看護研究した結果をどのようにして日ごろの臨床に役に立たせるか,という2つのことに関してです。私の話の基礎にありますのは,現在の臨床看護研究者としての9年間の経験と,それ以前の25年から30年にわたっての,看護婦としてまたは研究者として働いてきた私の経験であります。
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