焦点 看護における基礎研究
研究
臥位持続の生体機能に及ぼす影響
木内 妙子
1
,
山本 浩子
1
,
山田 泰子
1
,
竹山 真紀
1
1徳島大学教育学部看護学教室
pp.265-274
発行日 1978年10月15日
Published Date 1978/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200562
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緒 言
就床時の体位は健康時においても疾病時においても仰臥位が最も多く,次いで側臥位,腹臥位の順である。臥位は立位や坐位に比しエネルギーの消耗が少なく,安楽であるが,同一臥位を長時間持続することは必ずしも容易ではない。それによりもたらされた疲労を体位変換により回復させ得ることは,日常経験することである。
患者の体位は疾病の治療および予後への影響が大きいため,その症状に適した体位への援助は重要な意義がある。
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