焦点 看護における基礎研究
座談会
看護研究の動向と基礎研究の位置づけ
氏家 幸子
1
,
内海 滉
2
,
津田 佳世子
3
,
萩沢 さつえ
4
,
橋本 秀子
5
1大阪大学医療技術短期大学部
2千葉大学教育学部
3東京大学医学部
4熊本大学教育学部
5名古屋大学医療技術短期大学部
pp.245-257
発行日 1978年10月15日
Published Date 1978/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200560
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研究の現状についてみると‥‥
津田 看護研究は,アメリカの論文によりますと,1930年位から活発になってきたといいます。日本の看護研究を展望した論文を読みますと,ここ30年位のことだということが書かれています。
又,看護の科学とか,あるいは看護は実践の科学だとかいうことが言われるようになってきて,科学として発展するためには研究が必要だ,その研究の成果がその科学の向上に結びついていかなければいけないんだというようなことが盛んに言われるようになって,看護研究の現状があると思います。
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