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シンポジウム 看護における諸問題の調査へのアプローチと看護科学の開発
社会学的方法論を用いた看護研究と看護学の価値
Values Relative to Research and to Science in Nursing as Influenced by Sociological Perspective
Marjorie V. Batey
1
,
堺 宣道
2
1ワシントン大学看護学校・研究開発部
2東京大学医学部保健学科人類生態学教室
pp.44-49
発行日 1973年1月15日
Published Date 1973/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200330
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看護の科学を進歩させる焦点は,研究ならびに学問の価値を活用させることが恒久的課題である。たとえば社会学のような看護と関係を持つ分野の学問を用意することが,看護研究問題の確認,それらの問題の概念化,および調査研究を設定し実行する際に用いられる接近などにどのように役立つのであろうか。この問いかけには,研究過程の1つ1つを解明することが看護学の発展と体系に寄与するであろうという期待が含まれている。この問いかけに対する私の反応を次の3つの項目に分けて述べてみたい。
1)社会学における私の概念論的,方法論的方向性に関する展望
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