特集 チームで取り組む周産期メンタルへルス
座談会
—事例や気づきを共有・相談し,スタッフの学びとメンタルケアも—信州大学医学部附属病院 産科・NICU・GCU・精神科が毎週行う「よろず相談」とは!?
太田 まさえ
1
,
牧田 ゆかり
2
,
小堀 福子
3
,
村上 寛
4
1信州大学医学部附属病院産科病棟
2信州大学医学部附属病院NICU・GCU病棟
3信州大学医学部附属病院患者サポートセンター
4信州大学医学部周産期のこころの医学講座
pp.120-133
発行日 2023年4月25日
Published Date 2023/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665202125
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信州大学医学部附属病院では,産科・NICU・GCU・精神科で,毎週1回メンタルヘルスのカンファレンスを開催しています。「なんだか気になる」「うまく言えないけれど困っている」というような段階から,精神疾患合併妊娠や産褥精神病などの対応まで,周産期に特化した精神科医と周産期担当のソーシャルワーカー(MSW)と助産師・看護師が一緒に,フラットに話し合う場です。この通称「よろず相談」によって,対応に明らかな変化が生まれ,助産師・看護師自身のメンタルヘルスも向上してきたと言います。
カンファレンスを主導する両病棟師長と精神科医,MSWの皆さんで語り合っていただきました。
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