連載 宝物,教えてください・68
元気と笑顔の胡蝶蘭
中村 幸代
1
1横浜市立大学 医学部看護学科 母性看護学
pp.725
発行日 2021年10月25日
Published Date 2021/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665201891
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私の宝物を読者の皆様にこっそり教えます。それは大学研究室の胡蝶蘭です。この胡蝶蘭は,私が横浜市立大学に着任した際に,恩師からいただきました。私は,ずっと臨床助産師として現場で働きたいと思っていて,大学院には,臨床で働くための基礎力を身につけたいと思い進学しました。
しかし縁とは不思議なもので,現在は大学で教育・研究者をしています。そのきっかけは,恩師の「臨床の第一線で働ける助産師はいるけれど,研究者は少ない」の一言でした。私は,その数少ない研究者が自分かも?と勝手に思い込み,自分の役割を見つめ直しました。現在は,周産期の冷え症の研究を通して臨床との懸け橋になればと考えています。
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