連載 続・いのちをつなぐひとたち・27
秋山正子さん
pp.151-154
発行日 2021年3月25日
Published Date 2021/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665201739
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病院でもない,家でもない,自分を取り戻す「第三の場所」で今,求められるがんのケアとは
現代は,2人に1人ががんになる時代。もともと産科病棟で働く助産師だった秋山正子さんは,家族を家で看取った経験からがん看護の世界に飛び込み,ケアの場を家庭へ,そして4年前からは「マギーズセンター」という予約も利用料も要らない場へと広げました。マギーズセンターでは,温かい空気の中で訪れる人が「患者」から本来の自分に戻り,自らの力で治療を選んだり,暮らし方を考えたりできるようになるといいます。そこには,まさに助産に通じるものがあります。
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