特集 胎児の病気が見つかった時 妊婦と家族のどんな選択も支える助産師に
扉
pp.565
発行日 2020年8月25日
Published Date 2020/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665201587
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エコーも含む出生前検査や胎児診断が身近になった現在,おなかの赤ちゃんの病気—脊髄髄膜瘤,心臓病,ダウン症候群など—が分かることがあります。その場合,妊娠継続をするか,それとも産まない選択をするか,妊婦と家族は岐路に立たされます。
いずれを選択しても,また,生まれてから赤ちゃんの障害が分かっても,妊婦と家族が孤独にならないように支援される体制が望まれます。特集では,助産師をはじめとする医療者が,どのようにすると妊婦たちを支えられるのか,現在のサポート体制や意思決定の考え方などをご紹介し,臨床の助産師ができる,具体的な支援方法を考えていきたいと思います。
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