連載 NTT東日本関東病院CNSが支えた 助産師のチャレンジ・2
マタニティヨガクラス存続危機からの脱却
長坂 桂子
1
,
今井 咲
1
,
小熊 恵美子
1
,
加藤 初美
1
,
山田 彩季
1
,
伊藤 大輔
2
1NTT東日本関東病院看護部
2NTT東日本関東病院企画課
pp.752-757
発行日 2016年9月25日
Published Date 2016/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665200593
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
チャレンジの概要
約1年の準備期間の後に,NTT東日本関東病院(以下,当院)のマタニティヨガクラスが開設されたのは,2011年10月のことでした。妊娠中に行なう運動を通した新たなケア提供のために立ち上がったのは,産婦人科病棟に勤務し日本マタニティ・ヨーガ協会の講習を受けた有志の助産師5名(当時)です。日本マタニティフィットネス協会インストラクター歴10年超の母性看護専門看護師(以下,CNS)がアドバイザー役となり,チームを組みました。
クラスは,妊娠15週以降で当院の妊婦健診を受けている正常経過の妊婦を対象とし,分娩に向けての心身の準備,仲間づくりを主な目的に,当院の助産師がインストラクターとなり月1回開催しています(料金は1回1000円)。2012〜2014年の平均受講者数はそれぞれ12.7〜15.6人/回でした。
Copyright © 2016, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.