連載 りれー随筆・354
これからの道
深町 京子
1
1長野県厚生連佐久総合病院佐久医療センター
pp.556-557
発行日 2014年6月25日
Published Date 2014/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665102840
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今,この原稿をまとめる時間がつくれるようになったことにホッとしている。というのも,私の勤務している病院では,2週間前に壮大な事業が行なわれていたからだ。
私の勤務している病院は地域医療の草分けとして,知る人ぞ知る病院である。創立70周年を迎え,地域医療・訪問介護から,ドクターヘリを有する,超緊急・高度医療もという,幅広い分野で医療を行なっている。そんななか,施設の老朽化や適時適在な医療の提供という観点から病院機能分割が行なわれることとなった。それも,現病院から約8km離れた場所への移転である。その決行日,分割移転が行なわれたのが2週間前だったのである。
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