特集 最新の糖尿病診療と今後の展開
座談会
これからの糖尿病診療の進むべき道
林 哲範
1
,
小谷 紀子
2
,
白川 純
3
,
前田 泰孝
4,5
1北里大学医学部内分泌代謝内科学
2国立国際医療研究センター病院糖尿病内分泌代謝科
3群馬大学生体調節研究所代謝疾患医科学分野
4医療法人南昌江内科クリニック
5一般社団法人南糖尿病臨床研究センター
pp.1201-1210
発行日 2022年5月1日
Published Date 2022/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika129_1201
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林 2001年にインスリン発見100周年を迎えましたが,本邦の糖尿病診療も大きく変遷してきています.糖尿病診療が進化していくなかで,日本糖尿病学会は新たな目標として「高齢化による併存疾患の予防・管理」や「スティグマや社会的不利益,いわれのない差別の除去」を設定しました.本日は,大学病院,基幹病院,クリニックと異なるご施設で糖尿病診療に携わっている先生方にお集まりいただき,今後の糖尿病診療のあり方についてお話を伺いたいと思います.
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