この本,いかがですか?
『―ケアと対人援助に活かす―瞑想療法』
隅田 真理子
1
1アルプスベルクリニック
pp.205
発行日 2011年2月25日
Published Date 2011/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665101834
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1960年代以降,アメリカのフェミニズム運動の流れから,医療に管理されず,女性自身に備わっている産む能力を発揮して,自分自身で産むことを目的とした1つの手段として「ラマーズ法」が生まれました。その後,呼吸法による身体のリラックスだけでなく,心理面を考慮した心身両面のリラックスが必要とされ,自立訓練法や東洋修行法であるヨーガが自然出産法として採用されてきました。ソフロロジー,アクティブバースもまた,ヨーガの流れをくむものと言われています。
本書に書かれている瞑想もまた,ヨーガの流れをくむものです。著者の大下氏は,医療の現場や教育の現場で,さまざまな人たちを対象にした瞑想を実践・活用し,効果をあげていると聞いています。
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