特集 ―なぜ,参加型なのか―助産に必要なファシリテーターの役割
ファシリテーター育成の過程―児童虐待防止・非暴力ワークショップ取材
本誌編集室
pp.45-50
発行日 2004年1月1日
Published Date 2004/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665100648
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「なぜ,参加型なのか」
いま,「参加型学習」という考え方が学校教育の中ではもちろんのこと,性教育の場面や,病院での生活指導の場面,あるいは本号で本誌が取材をした児童虐待の防止,非暴力に関するワークショップなどの場で注目を集めている。
参加型学習を実践することの意義は,すでに他稿でも示されているとおり,ファシリテーターと参加者,あるいは参加者同士の間で,“いま,問題となっていること・問題とされていること”にアプローチしていき,相互の「対話」の中から解決の糸口を探っていくという学習方法にあるといわれている。
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