トピックス
第6回世界周産期学会に参加して
小川 知
1
1特定医療法人愛仁会高槻病院産科病棟
pp.1075
発行日 2003年12月1日
Published Date 2003/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665100636
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去る9月13~16日,大阪国際会議場にて第6回世界周産期学会が開催された。会場には世界各国からの1300人を超える参加者が集まり,『変曲と進歩―母と子のために我々は何をしてきたか,将来何ができるか』をテーマとし周産期・新生児・産科・小児科・小児外科・助産各分野で,特別講演,招待講演,シンポジウム,ワークショップ,一般演題(ポスター)を通して活発なディスカッションが行なわれた。
なかでも助産プログラムは,事前に準備された約190席があっという間に満席となり,急遽第2会場が設置されるなど,活気あふれるものとなった。オランダ,イギリス,オーストラリア,カナダ,アメリカ,ドイツ,香港など,各国からの参加者と日本の開業助産師,施設勤務助産師,助産師学生が女性や子どもを取り巻く問題,DVや助産のあり方などについて活発に意見交換した。
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