国際学会Report
ダッカの第18回 アジア・オセアニア周産期学会に参加して
池ノ上 克
1
1宮崎大学学長
pp.40-41
発行日 2015年8月1日
Published Date 2015/8/1
DOI https://doi.org/10.34449/J0055.07.02_0040-0041
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第18回アジア・オセアニア周産期学会の学術集会(Federation of the Asia and Oceania Perinatal Societies;FAOPS)は2014年11月6~9日までの4日間にわたり,バングラデシュの首都ダッカで行われた。バングラデシュで本学術集会が開催されるのは初めてであり,主催者の並々ならぬ熱い思いの伝わる学術集会であった。今回は,周産期関連の学会や研究会などが国際的にも国内的にもいくつかが重なったため,日本からの参加者は少なく,私の知る限りでは小児科の楠田聡先生(東京女子医科大学教授)と私の2人だけであったように思う。しかしながら,本学術集会は,最近のバングラデシュでの周産期医療の大幅な改善の結果,国際的な評価が上昇している現状を表して,活気ある講演とデスカッションで盛り上がった。
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