座談会
第18回世界皮膚科学会に参加して
橋本 健
1
,
天谷 雅行
2
,
田上 八朗
3
,
西川 武二
2
,
新村 眞人
4
Ken HASHIMOTO
1
,
Masayuki AMAGAI
2
,
Hachiro TAGAMI
3
,
Takeii NISHIKAWA
2
,
Michihito NIIMURP
4
1Department of Dermatology, Wayne State University Medical School, Detroit, USA
2慶應義塾大学医学部皮膚科学教室
3東北大学医学部皮膚科学教室
4東京慈恵会医科大学皮膚科学教室
pp.92-101
発行日 1993年1月1日
Published Date 1993/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412900806
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新村(司会) 第18回の世界皮膚科学会が今日の午前中で終わりました.先生方にはお疲れのところをお集まりいただきましてありがとうございます.学会の時に,シェリーご夫妻が編集された“A Century ofInternational Dermatological Congress”という本が配られましたが,それによりますと,InternationalCongress of Dermatologyは1889年に第1回がパリで開かれて,第一次・第二次世界大戦中は途切れたようですけれども,1952年に第10回がロンドンで開かれてから5年ごとに開催されて,ご承知のように,最近ではメキシコシティー,東京,ベルリンと開かれてきたわけです.今回はhonorary presidentがベア先生とリビングッド先生,presidentがジョン・シュトラウス,それから,secretary generalがSteve Katzで,ニューヨークマンハッタンのハドソン川沿いにあるジャビッツ・コンベンションセンターで1992年6月12日から18日まで開かれました.
今日は,ニューヨークに残っております編集委員3人と,現在アメリカで活躍されております橋本先生,それから,アメリカに留学中の天谷先生に参加していただいて,今回の世界皮膚科学会についての座談会を開きたいと思います.
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