国際学会印象記
『第2回世界小児整形外科学会』に参加して
亀ヶ谷 真琴
1
1千葉県こども病院整形外科
pp.630-631
発行日 2002年5月25日
Published Date 2002/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408903552
- 有料閲覧
- 文献概要
第2回世界小児整形外科学会は,2001年11月1日から3日まで仙台市において国分会長(東北大)のもとで開催された.第1回は3年前,スペインのマドリッドにてIFPOS(International Federation of Paediatric Orthopaedic Societies)の発足とともに,EPOS(European Paediatric Orthopaedic Society)のannual meetingとの合同開催で行われた.今回も,第12回の日本小児整形外科学会(JPOA)との合同開催として企画され,3日間のうち初日と3日目の午後にJPOAのセッションを設け,その他はIFPOSのセッションとしてプログラムが組まれた.
Symposiumは4題組まれ,IFPOS symposiaのテーマとして“Late Consequences of Children's Bone and Joint Infections”と“Cerebral Palsy”,JPOA symposiaのテーマとして“Developmental Dysplasia of the Hip”と“Legg-Calve-Perthes Disease”が選ばれた.また,Presidents' Lectureとして6題,日本における小児整形外科学の変遷と歴史についてポスターとしてまとめた8題が特別に企画された.
Copyright © 2002, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.