連載 りれー随筆・217
果てしなき戦い!? 姑vs嫁
鈴木 照美
1
1マタニティハウスひまわり
pp.88-89
発行日 2003年1月1日
Published Date 2003/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665100457
- 有料閲覧
- 文献概要
暖炉の前で
明々と燃える暖炉を見つめながら,私はほんの数か月前の出来事を思い返しています。
私はマタニティハウスひまわりを昨年の秋にオープンさせました。ロビーの天井は訪れる人が思わず深呼吸をしたくなるような高い吹き抜け。窓からは明るい陽射し……。私が生まれ育った三重県鈴鹿市は,比較的温暖な土地柄ですが,それでも冬ともなると「鈴鹿おろし」と呼ばれる西風が,田んぼの真ん中にポツンと建つこの助産院に,特に意地悪く吹きつけます。そんな日に,身も心も温かくしてくれる念願の暖炉をつくり,今はそこがお気に入りです。
Copyright © 2003, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.