連載 とらうべ
接遇サービスの向上を目指して
佐田 光治
1
1NTT東日本関東病院
pp.5
発行日 2005年1月1日
Published Date 2005/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665100001
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当院は,2000年12月に改修され,患者中心の患者のための新病院として新たな一歩を踏み出しました。そのために,①患者のプライバシーを最大限尊重するさまざまな工夫(外来ブースはプライバシーが守られる構造とした),②療養環境を向上させるための個室のアメニティ(各室へトイレ・シャワーの配置),③外来の検査で,患者の移動をできるだけ少なくするために主な検査部門を1階へ集中,④安全性と効率性の追求(NTTのIT技術を総結集し,電子カルテとオーダリングを中核にすえた総合医療情報システムを構築)などの取り組みのほか,職員は日頃から患者中心の医療を実現するための創意工夫を行なってきました。
しかし,開院後間もなくして,初診患者の誘導の悪さが指摘されるようになり,このことが大きな課題となりました。
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