連載 ひきこもり状態にある本人と家族への訪問支援 こころの扉が開くとき・2
知っておきたい熟練支援者のノウハウ
船越 明子
1
1神戸市看護大学
pp.218-223
発行日 2023年6月10日
Published Date 2023/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664201949
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連載初回では、ひきこもり支援の対象は、既存のカテゴリーから漏れたり、制度の狭間で適切な支援を適切な時に得られなかったりしたために社会的に孤立した人たちであることを示した。そして、「危機の切迫性」「本人の支援の受け入れ」「家族の力量・協力」という3つのアセスメントの視点を紹介し、訪問支援には、家族支援から本人支援への移行期に行う基本型と、本人と家族の危機に備えて関係性を構築するための長期型の2つがあることを説明した。
今回は、熟練支援者の持つ訪問支援のノウハウについて、その全体像をお伝えしたい。
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