連載 ひきこもり状態にある本人と家族への訪問支援 こころの扉が開くとき・11【最終回】
支援者に求められるもの
船越 明子
1
1神戸市看護大学
pp.522-527
発行日 2024年12月10日
Published Date 2024/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664202124
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連載を通して、熟練支援者のもつ訪問支援のノウハウを詳しく紹介してきた。そして、前回(連載第10回)では、支援を受ける側であるひきこもり経験者の声を紹介した。そこでは訪問による伴走支援を通して、今の生活を変えたい気持ちと変わることへの恐怖に揺れながらも、頼ってもよいかなと思えた経験が語られていた。
最終回は、熟練支援者が行う訪問支援のプロセスを振り返った後に、ひきこもり支援の中にうまく訪問を取り入れていくためのコツについて、熟練支援者の声をもとに解説する。
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