PHOTO/Pick Up
COVID-19流行下でも継続実施した精神保健活動—港区みなと保健所の取り組み
樋口 侑香
1
,
松橋 碧
1
,
田辺 歩
1
,
相馬 あおい
1
,
石井 友子
1
,
二宮 博文
1
,
松本 加代
1
1港区みなと保健所
pp.789-791,824-829
発行日 2021年10月10日
Published Date 2021/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664201748
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
港区の概要
港区(図1)は,東京都の南東部に位置し,総面積20.37km2を有します。台場,六本木,汐留,麻布十番といった人気のスポットや,青山,麻布,赤坂,高輪,芝浦などの個性豊かな街並みと歴史を感じさせる文化財や史跡など,伝統的なものと近代的なものとが調和した地域です。
人口は25万8443人(2021〔令和3〕年7月1日)ですが,昼間人口は94万785人(2015〔平成27〕年,国勢調査)であり,東京23区の中で最も多くなっています。また人口構成としては,年少人口が13.7%,生産年齢人口が69.4%,老年人口が16.9%となっており(2019〔令和元〕年10月1日現在),全国と比べて若い世代が多く老年人口の割合が低いことも特徴です。
東京都港区みなと保健所では,COVID-19感染拡大下においても,デイケアや家族会等の精神保健福祉事業を実施し,増大する区民の精神保健福祉のニーズに対応しています。ここではデイケアでの活動を中心に,その取り組みを紹介します。
Copyright © 2021, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.