連載 「おも★けん!」新任期でもできる!おもしろ健康教育のつくり方・3
記憶に残すには作戦が必要だと気付く
伊藤 純子
1
,
高橋 佐和子
2
,
一般社団法人おもしろ健康教育研究所
1聖隷クリストファー大学看護学部
2神奈川県立保健福祉大学看護学科
pp.470-473
発行日 2020年6月10日
Published Date 2020/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664201439
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健康教育の目的は
エンターテイメントではない
健康教育は,分かりやすいだけではなく,しっかりと内容を覚えていてもらうことや,実際の健康行動につながることが必要です。
あっさり却下されてしまった「お笑い健康教育」案ですが,手法としては悪くありません。健康教育が上手な保健師は,ユーモアや人を笑わせるスキルを持っているのも特徴です。このような場の雰囲気をほぐすコミュニケーション技術を磨いておくことは,いろいろな場面で仕事を助けてくれます。具体的なテクニックの例は,ぜひ別の回に紹介できればと思っています。
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