連載 統括保健師の日々・24
—奈良県の場合①—統括保健師としての職務の開始—「なんとかせんと保健師ぢから会議」の開催
遠藤 多紀子
1
1奈良県医療政策部保健予防課
pp.249
発行日 2018年3月10日
Published Date 2018/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664200898
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はじめまして,奈良県の遠藤です。筆者が勤める奈良県は,人口135万6950人(2017〔平成29〕年10現在),南北に長い県土の北部に人口は偏り,南部は過疎化が顕著です。人口2000人未満の小規模村が,県内39市町村中9村もあります。県内全保健師数は466人(県77人,市町村389人〔2017年〕)です。
本県では「統括保健師」の呼称が当てられる以前から,保健予防課主幹(および参事)が保健師の管理職のトップとして人事に関与し,人材育成・資質向上を総括,県(中核市,市町村も含む)の統括的存在となっており,事務分掌に保健師活動の統括に関することと明示される予定です。
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