特別記事
地域への愛着を育む取り組み―新たな英略的実践の開発
大森 純子
1
,
田口 敦子
1
,
三森 寧子
2
,
小林 真朝
2
,
小野 若菜子
2
,
戸田 亜紀子
3
,
矢野 しのぶ
3
,
三笠 幸恵
3
,
地域への愛着研究会
1東北大学大学院医学系研究科
2聖路加国際大学大学院看護学研究科
3白井市役所
pp.62-67
発行日 2017年1月10日
Published Date 2017/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664200606
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はじめに
保健師活動の新たな英略として,地域への愛着に着目することの必要性を『保健師ジャーナル』で発信してから4年が経過しました1)。その後,地域への愛着の概念について詳しく調べ,千葉県白井市の住民のみなさんの協力を得ながら,地域への愛着の程度を測定する尺度をつくり,愛着とQuality of Life(QOL)との関係を確認し,愛着を育てる健康増進プログラムを企画・実施・評価しました。
今回は,保健師活動の目的と特長,今日的課題について考え,その課題に挑戦する英略的実践として,地域への愛着を育む取り組みを紹介します。
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