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沖縄県における男性保健師の活動と歴史/「第1回 全国男性保健師のつどい」開催―男性保健師の,男性保健師による,全保健師のための集い
牧内 忍
1
,
平田 浩二
2
1沖縄県立看護大学
2大津市保健所保健予防課
pp.755-757,802-807
発行日 2013年10月10日
Published Date 2013/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664102251
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「保健士」の誕生
1993(平成5)年の国会で,男性にも「保健士」の国家資格が与えられ,保健婦業務を行うことができるようになったため,1994(平成6)年3月からは男性も保健婦(士)国家試験を受験できるようになった。
沖縄県では,琉球大学の医学部保健学科において,実習まで履修し保健婦国家試験の受験資格をもつ男性の卒業生が多くおり,この最初の国家試験でも10名以上の受験者・合格者がいた。その合格者の中で,私は臨時採用ではあったが,実際の保健婦・士業務に携わった者として,当時,県内の新聞や全国のテレビなどで「保健士」としてとりあげていただいた。
2013年6月1日,「全国男性保健師のつどい」が沖縄県那覇市で開催された。大津市保健所の平田浩二氏の呼びかけと,沖縄県立看護大学の牧内忍氏,沖縄県庁の上原健司氏の尽力により開かれたこの集いに,23都府県から集まった参加者は70名を超え,おのおの熱い思いを語り合った。第2回は3年後の2016年に横浜市で開催の予定。
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