連載 韓国の公衆衛生看護教育と保健活動の見聞から・3【最終回】
韓国の保健所における地域看護活動の実際―メタボリック症候群予防活動および家庭訪問活動を中心として
小倉 弥生
1
,
都筑 千景
1
,
岩本 里織
1
,
成瀬 和子
1
,
宇多 みどり
1
,
山下 正
1
,
金川 克子
1
1神戸市看護大学看護学部健康生活看護学
pp.1104-1108
発行日 2012年12月10日
Published Date 2012/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664102034
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城北保健所が管轄する城北区は,ソウル市の北側に位置し20地区からなっています(図1)。ソウル市内の他区に比べて高血圧症・糖尿病などの慢性疾患が多く,肥満の人数はソウル市内第4位となっています。現在,城北保健所では,メタボリック症候群に対する予防活動事業を展開しています。また,生活保護受給者や低所得者,疾患を有するケースなど,個別支援の必要な方への家庭訪問が行われています。今回は,これらの活動について紹介します。
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