私たちの保健所・17 大阪府・富田林保健所
地域保健活動の中心として
井田 直美
pp.299
発行日 1970年5月15日
Published Date 1970/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401204077
- 有料閲覧
- 文献概要
沿革
昭和12年保健所法が制定されたので,大阪府では南河内郡町村長会の強い要望と,保健活動の成果をあげるには,この地域が最適と考え,同郡5町39村を管轄地域として,昭和13年5月に富田林保健所を開設し,今日まで32年になる.現在の管轄地域は富田林市,河内長野市,太子町,河南町および千早赤阪村の2市2町1村であり,面積226km2,人口140.387人(昭和44年末現在)である.
これまでの地域保健活動のおもなものは,戦前の改良便所の普及,戦後は生活環境整備計画の市町村指導,および結核・成人病予防対策の推進に顕著な成果をのこしている.
Copyright © 1970, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.