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臨地実習の困難な時代に「健康教育」をとおして実践力を育てる
中山 弘子
1
1二葉看護学院
pp.216-222
発行日 2011年3月10日
Published Date 2011/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664101552
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はじめに
2007(平成19)年に出された厚生労働省の「看護基礎教育の充実に関する検討会」報告書では,保健師教育においては,施策に反映させる能力の強化や,臨地実習で保健指導を体験することによる実践能力の強化を図るという考えが示された。
一方,統合カリキュラムを行う看護系大学と養成所は増加して,保健師の養成が大量にされるようになり,また保健師の所属分散化や業務量の増加に伴い,実習施設の確保が非常に難しくなっている状況にある。
本稿では,統合カリキュラム校の臨地実習において,「健康教育」を現場で効果的に実施するための取り組みを述べたい。
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