連載 外来研修医教育への招待・12【最終回】
教育をとおして 「目指す医療」 の実践へ
川尻 宏昭
1
1名古屋大学医学部附属病院 在宅管理医療部 地域医療センター
pp.2372-2375
発行日 2007年12月10日
Published Date 2007/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103152
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いよいよ,最終回となりました.ここまで,この連載を読んでくださった方に感謝いたします.この連載は,あくまでも,私たちの経験に基づく内容で,読者の方には,「え,これは,うちの施設ではできないな……」と感じられたことが多くあったかもしれません.私たちとしては,そのようなことは承知のうえで,「私たちの経験のなかから,何か今後の外来研修に役立つものを見いだすことができるのではないか」と考え,今までの経験を見直してみました.おそらく,決して多くはないと思いますが,皆さんの施設や皆さんが置かれている状況,あるいは直面している問題に対する何らかのヒントを提示できたのではないか,と思っています.最終回では,今までの繰り返しになるかもしれませんが,外来研修医教育をめぐる本連載のまとめをしてみたいと思います.
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