活動報告
特定健診・特定保健指導の計画・実施に活きた国保ヘルスアップ事業の実践
富岡 実穂
1
,
中村 友子
2
,
渡辺 恭子
2
,
大野 直子
2
,
高谷 寿
2
,
小沼 弘美
3
1茨城県立医療大学保健医療学部
2牛久市保健福祉部健康管理課
3茨城県保健福祉部保健予防課
pp.574-583
発行日 2009年7月10日
Published Date 2009/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664101229
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はじめに
2000(平成12)年から,「健康日本21」がスタートし1),2003(平成15)年5月には「健康増進法」が施行され,国として国民の健康づくり施策への取り組みが開始された2)。牛久市においても2006(平成18)年3月,「うしく健康プラン21~元気宣言!うしく」を策定した。
プラン策定準備と時期を同じくして,厚生労働省は2005(平成17)年度より国保ヘルスアップ事業を一般事業化した。当市では,これをきっかけに翌2006年度より国保ヘルスアップ事業を開始し,現在は当事業の実践を活かし,特定保健指導を展開している。
本稿では,牛久市国保ヘルスアップ事業の取り組みを,2008(平成20)年度からの特定保健指導に活用できる成果として報告する。
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