特集 特定健診時代の生活習慣病対策
特定健診・特定保健指導の心得
矢島 鉄也
1,2
1厚生労働省大臣官房厚生科学課
2元 厚生労働省健康局総務課生活習慣病対策室
キーワード:
特定健診
,
特定保健指導
,
標準的な健診・保健指導プログラム
,
生活習慣病
,
予防医療
Keyword:
特定健診
,
特定保健指導
,
標準的な健診・保健指導プログラム
,
生活習慣病
,
予防医療
pp.20-25
発行日 2008年1月15日
Published Date 2008/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414101318
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平成20(2008)年4月より,新たな健診・保健指導が40~74歳の被保険者本人・家族に実施されます.40歳未満,75歳以上の人については努力義務となっています.新たな健診・保健指導は,
①メタボリックシンドロームの概念を導入し,予防を重視したこと
②糖尿病などの生活習慣病有病者・予備群を25%削減することを目標にしたこと
③健診・保健指導の実施とデータ管理,実施計画の作成を医療保険者に義務化したこと
が特徴です.厚生労働省では,2007年4月に「標準的な健診・保健指導プログラム(確定版)」を作成し,具体的な取り組み方法を示しました.
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