連載 1ページ1テーマ【新連載】
特定健診・特定保健指導の開始を前に
中村 久美子
1
1東芝病院総合健診センター
pp.41
発行日 2008年1月10日
Published Date 2008/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101114
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- 文献概要
今年の4月から40~74歳を対象に,メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)や生活習慣病を予防・改善しようという特定健診・特定保健指導が保険者に義務化されます。厚生労働省の2005(平成17)年国民健康・栄養調査によると,40~74歳の男性の2人に1人,女性の5人に1人がメタボリックシンドロームまたはその予備軍と報告されています。計画では2015(平成27)年で該当者および予備軍の25%削減を提唱しています。
2013(平成25)年度からは,削減率および健診・保健指導実施率という成果の評価次第で,保険者の後期高齢者医療制度への拠出金が最大10%も加算・減算されることになります。
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