特集 懸賞論文結果発表
エッセイ部門 テーマ:私のB面
佳作
心は明度のグラデーション
三谷 泰子
1
1青梅市役所障害者福祉課
pp.763-764
発行日 2004年8月1日
Published Date 2004/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100545
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「保健師活動と私の趣味」とかけて透明水彩ととく。その心は…,心は明度のグラデーション。
透明水彩に魅せられて,また絵筆を持つようになったのは,確か次女が小学校へ入学したときだったと思う。週に1回,近くの会館に絵好きのご老人たちが,水彩同好会と称して集まっていた。そのなかで,子連れの私はかなり異彩な存在だったようだが,時折知らぬ間に子どもがモデルになっていることもあり,なんとかとけこむことができた。仕事を終え,夕ご飯を食べさせて,眠くなる前まで!と子どもを連れて出かけた日々が,10年以上も前のことになってしまった。けれど私のなかで透明水彩はさらに魅力を増している。
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