特集 懸賞論文結果発表
論文・活動報告部門 テーマ:コミュニティ活性化に保健師の技術を役立てる
佳作
保健師のスキルがいかされた「おらが村いのちの教育研究会」
安藤 継子
1
,
西山 真理
2
,
深江 久代
3
1前高知県馬路村
2高知県東部保健所健康課
3静岡県立大学短期大学部
pp.746-750
発行日 2004年8月1日
Published Date 2004/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100537
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高知県馬路村ってどんな村?
■独立宣言をした自立の村
馬路村は,住民投票の結果にもとづいて2003(平成15)年1月に,どこの市町村とも合併しない「自立の道」を選択した。農業・林業・観光を産業の中心として,雇用の場の創出と定住人口,交流人口の拡大に努めている。県東部の山間に位置し,人口1202人(2004年3月末現在)の村である。
村は,1889年に魚梁瀬村と馬路村が合併し,馬路村となった。魚梁瀬地区,馬路地区に分かれ,人口は前者におよそ300人,後者におよそ900人となっている。各地区に,保育所,小学校,中学校が各1校ずつあり,保育園児55人,児童75人,生徒40人が在籍(2001年度)している。
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