日本列島
南郷村に保健文化賞
天野 正也
1
1青森県八戸保健所
pp.114
発行日 1985年2月15日
Published Date 1985/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401206998
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八戸市
青森県南,岩手県境に人口約7千の南郷村という農山村がある.全域山林丘陵地帯で昔から蕎麦の産地として知られ,また捕鯨船への出稼ぎが村の経済を支える大きな収入源となっていたところである.現在は葉煙草の生産がそれに代って唯一の産業となっているが依然として畑作主体であり,東北特有の冷害に悩まされ続けてきた.昭和32年隣接2村が合併して南郷村となったのであるが,地域的問題もあり,15年間二つの村役場という変則行政が行われていたところでもあった.
この村が次に述べるような過程をたどって,昭和59年度の保健文化賞を受けることになった.
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