NURSING EYE
看護基礎教育におけるリハビリテーション看護の位置づけ
落合 芙美子
1
1国立身体障害者リハビリテーションセンター病院看護部
pp.131-134
発行日 1985年3月25日
Published Date 1985/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908074
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近年,治療医学の進歩に伴い,病気は治癒したが障害が残ったというケースが多くみられるようになった.私の勤務している国立身体障害者リハビリテーションセンター病院にも,この種の患者が多く入院してくる.ここは,様々な障害者を看護の対象とするリハビリテーション専門病院である.
私がここで卒後教育にかかわるようになってから,数年が過ぎた.毎年4月に新卒のスタッフを採用しているが,リハビリテーション看護に対する知識・技術の個人的差異が大きく,そのため卒後教育の起点をどこにおいたらよいのか明確にならず,苦慮している.
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