特集 POSの応用とその実践—第6回POS研究会報告
Ⅲ.特別講演
ナーシング・ダイアグノーシス
片田 範子
1
1聖路加看護大学
pp.819-825
発行日 1984年12月30日
Published Date 1984/12/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908043
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今日はナーシング・ダイアグノーシス(看護診断)についてお話いたします.‘看護診断’ということば自体が耳新しいような,新しくないような,それから,看護過程の一環としてあるのか別なのかと,いろいろな話題性を持っているようです.まず,3つのポイントから看護診断を述べ,そのあとに,短く例を紹介します.
ポイントとは,1)ナーシング・ダイアグノーシスがどのように出て来たのか,2)ナーシング・ダイアグノーシスが看護観あるいは看護そのものにどのような意味を持たせるのか,3)ナーシング・ダイアグノーシスとは実際にどういうことで,どのような構造を持っているか,という3点です.
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