看護教育における患者の性に関する研究・1
看護における性を考える
遠矢 福子
1
1福井県立短期大学看護学科
pp.495-501
発行日 1984年8月25日
Published Date 1984/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907994
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我が国では,第2次性徴の出現年齢が年々低下してきており,性意識の若年化や性行動の活発化から性非行が問題となり,正しい性教育の必要性を問われている.しかし,医学教育や看護教育の中で性教育が取り上げられていないのは,‘性をも含めて人間’という,この当然のことが社会通念化されていないからである.
むしろ,今は性をどのように生きるかを各自が主体的に選びとって生きる自由をもって,青年たちは成長している時代といえる.
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